20世紀になると、また二度にわたる中断が起こりました。
明治末・大正初から昭和4年(1929年)までがその一つ目で、二つ目は太平洋戦争末期でした。

しかし、戦後いち早く新町一・二・三丁目合同による「新町獅子協会」を結成し、復活が実現します。

とはいえ、衣装類など物不足のうえ、「祭りどころではない」という戦後復興期の世相から、
人々の獅子に対する意欲が低下して、まもなく衰退の一途を辿ることとなります。

戦後の混乱が安定してくると、新町獅子をめぐるこうした状況を憂うる声が人々の間で
高まってきました。なかでも特に危機感をもっていた、八木寅吉の提唱で
「新町獅子保存会」が結成されました。

これによって、経済的基盤が強化され、衰退しつつあった状況を一気に盛り返し、
現在の新町獅子の基礎が形作られました。

平成3年(1991年)には、小中学生による「子獅子」が結成され、
現在新町獅子を支える一つの柱となっています。

21世紀に入り新町獅子保存会は創立40周年を迎えました。
現在では、藤崎宮秋季例大祭の奉納にとどまらず、県外問わず各種イベントへも
参加させていただいております。

今後とも、獅子舞という芸能を通じて熊本の地域文化に寄与していく所存です。